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再読

2014.01.21

本日より金曜日まで、東京出張です。

東京では、日本惣菜協会の新年懇親会、選果予冷施設協議会の15周年記念式典の2つのパーティに参加

そして、後半は、千葉県成田市の機内食会社に食材部品を供給しているサプライヤーの工場視察と、最終で、友人に誘われて、静岡の藤枝にあります居酒屋のMRもします。

友人によりますと、この居酒屋は、かなり面白いみたいです。

今週は、予定が、結構、詰まっています。

帰奈翌日の土曜日からは、台湾に行きます。

そして、2/2から、社員旅行で、北海道へと、寒いところ、暑いところの往復と、やれやれ…(笑)、と言った感じです。

今回の出張中に「外食王の飢え」と言う本を再読しようと思います。

この本は、30数年前に城山三郎によって書かれた本です。

私は大学4年の時(30年ちょっと前)、デニーズ(現セブン&アイ・フードシステムズ)に内定を頂き、入社前に、この本に出合い、むさぼるように読みました。

題名通り、外食王を目指すビジネス小説です。

明らかに主人公は、ロイヤルホストの創業者である江頭匡一さんであり、ライバル会社として、すかいらーくも登場します。

私は、入社前でもあり、この本を読み、ずいぶんと夢を膨らませました。

「俺も、この業界で頑張ってみよう!」と。

大学最後の冬休みには、デニーズの本国であるアメリカのデニーズに、わざわざ行きました。

あの頃、飲食業界では、ようやく「外食産業」と“産業化したい”という夢がありました。

どちらかと言えば社会的な地位の低かった、この業界を産業化したいと、願った経営者は、たくさんいました。

その産業化実現の夢は、一部では、実現しましたが、まだ、出来ていない部分もたくさんあります。

青果業界も同様でしょう。

まだまだ道半ばですね。

弊社グループも、以前に比べれば、職場環境も、ずいぶん良くなりましたが、本当にまだまだですね。

製造業のように他産業のような“産業”と言うに相応しい業界にしたいと思いますし、その中で、認めて頂ける会社になりたいと思います。

黒田久一

「あしたは来る」

2014.01.17

1995年(平成7年)1月17日午前5時46分

あの阪神淡路大震災から、今日で、19年となります。

当時、私は、35歳。

発生時、弊社(奈良県大和郡山市)の飲食店「はないちばん本店」にて、おでんの仕込みをしていました。

鍋で仕込んだおでんを長方形のおでん鍋に移し、その鍋を抱えている時に、大きな揺れを感じました。

ここ奈良県でも、いままで経験したことのない、かなり大きな揺れでした。

当時、住んでいた自宅は、昭和30年代に建てられた安普請のボロ家だったので、倒壊が心配になり、すぐに電話をかけました。

家内もこどもたちも無事だと知り、ホッとしたことを思い出します。

その後、テレビ画面から入る映像は、大変、ショッキングなものばかりでした。

父は、ロータリアンだったので、父の所属していた堺泉北ロータリークラブにて、神戸に炊き出しに行くことになり、弊社工場からも、大量の「豚汁セット」を供給しました。

あの寒いときに、温かい豚汁は、恐らく、多くの方々に喜んで頂けたと思います。

最近の東日本大震災も同じでしたが、このような大災害の中も、日本では、暴動が起きたりすることもなく、それどころか、被災者同士が助け合うという、日本人の凛とした生きざまに、私は、一種の感動を覚えました。

その根底には、日本人としての誇りと、やはり、国を信じるということがなければ、このような冷静な行動にはならないだろうと思います。

そして、あの阪神淡路大震災から、日本におきましても、ボランティアが、広まったきっかけになったんではないかと思います。

「絆」という言葉がぴったりですね。

今朝の毎日新聞の一面の見出しは「あしたは来る」です。

「明日」ではなく「あした」と平仮名で表現されていて、どことなく、やわらかな響きに、何か「希望」を託すような想いが込められているように感じます。

あれから19年が経ち、その間、私は、公私共に、大きく立場も変わりましたし、困難(大病も)や、嬉しかったことなど、さまざまでした。

これからもいろいろあるでしょう。

「あしたは来る」ということを信じて、これからも、少しずつ前進していきたいと思います。

黒田久一

社内新年会

2014.01.14

本日、社内の会議室で、夕方5時から、ささやかな新年会をやりました。

自社で鍋、寿司、オードブルでやりました。

普段は、弊社のお取引先様のお店に行く場合が多いですが、今回は「自由参加・途中出入り自由」方式でやりました。

仕事が残っているものもありますので…。

昨年のカンブリア宮殿で、三井物産さんが取り上げられていましたが、本社で、月に一回、社長も交えて、千人規模の大パーティーをやるそうです。

これだけの大商社であっても、フェイス・トゥ・フェイスを大切にしています。

弊社グループも多角化していますので、横断的にコミュニケーションを図りたいと思います。

今回のために10台の「鍋セット」を本社で購入しましたので、また、やりたいと思います。

宴会ノウハウ(笑)を構築したいと思います。

明日から、また、仕事、頑張りたいと思います。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。