
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2014.02.07
「店は客のためにある」
これは、ご存じの方もたくさんいらっしゃるでしょうが、商業界精神の不変不動のテーゼです。
これ程、シンプルに商人のあるべき姿を現した言葉はありません。
今日、幕張のホテルで、しめやかに「倉本初夫偲ぶ会」が行われました。
昨年の11月13日に倉本先生と神戸の三ノ宮でお会いしたのが最後となりました。
神戸でのスパークルの勉強会では、開会に際して、私が「商売十訓」と「仁則栄」の唱和をさせてもらいました。
実を言いますと、スパークルの研修会は、26年前に、卒業以来、私は、ほとんど参加せず、ある意味、不真面目な卒業生でした。
再び、参加し始めましたのは、私が大病(8年前)を経てからです。
少し心境の変化があったからです。
今回の神戸大会で、スパークルの仲間の前で、私が初めて、上記の2つを唱和させてもらい、今となれば、大変、ありがたいことでした。
奇しくも、神戸大会が、倉本初夫先生が、公式に参加された最後の場となりました。
偲ぶ会では、参列の方々に、倉本家から倉本先生の著作「あきないの心」と、初夫先生が毎年、描かれたスケッチ画の絵葉書の三枚セットを頂きました。
私のは、
1991年シンガポール
2003年日本平(富士山を背景に)
2008年越前陶芸村
の三枚でした。
大切にしたいと思います。
倉本初夫先生、本当にありがとうございました。
黒田久一
2014.02.06
今、夕方の上りの新幹線で、東京に向かっています。
明日、商業界主幹、倉本初夫先生の「偲ぶ会」が、千葉県の幕張でありますので、上京しています。
商業界は、ご存じのように、流通系の雑誌社ですが、それ以上に有名なのは、やはり、伝統的な「商業界ゼミ」でしょう。
長らく箱根小涌園で開催されていましたので「箱根ゼミ」の呼称の方がなじみ深いですね。
http://www.shogyokai.co.jp/about_us/semi/index.html
戦後の商業の発展には「箱根ゼミ」抜きには考えられません。
ダイエーも、イトーヨーカドーも、ジャスコも大半の偉大なる小売業のトップの方々は、毎年、2月の今時分の大変寒いときに、箱根小涌園に集結し、勉強会に参加しました。
夜には車座になって、共に語り合い、成長を誓い合いました。
僕も、ある方に、勧められて、20代の終わりでしたので、かれこれ35年くらい前に箱根ゼミに行きました。
士農工商と言われた商人にとって、ある意味、箱根小涌園は、聖地だったかもしれません。
そのゼミを引っ張って来られたのが、初代主幹の倉本長治先生です。
そして2代目が初夫先生です。
私は、商業界スパークルと言われる二世経営者を中心とする全国組織の22期生です。
22期生は、ちょうど昭和から平成に変わる26年前の1年間、初夫先生のもとで、共に学びました。
同期は、約15人でした。
二泊三日の研修が、確か、1年間に、6回あったと記憶します。
そのスパークル卒業生たちは、数百人になります。
今、弊社グループの創業50周年を記念して、社史を編纂中です。
今月の下旬に完成します。
1年4ヶ月ほど、制作にかかりました。
途中、中々はかどらず、暗礁に乗り上げたりしましたが、何とか、ようやく、完成しました。
そこに初夫先生に御言葉も頂きました。
初夫先生と最後にお会いしたのは、昨年の11月に神戸でお会いしました。
御歳90歳になられるのに、誰の手助けも借りずに、東京から新幹線に乗って神戸まで、お越しでした。
その時は、少子高齢化社会をテーマにした勉強会でした。
勉強会が終わってから、カウンター式のステーキハウスに、ご一緒させて頂き、確か、160グラムの神戸牛を完食され、シメにガーリックライスまで、完食され、僕より、お元気でした。
でも、初夫先生は、旅立たれました。
初夫先生との思い出がありすぎて、このブログには、書ききれません。
初夫先生に生意気なことも言いました。
でも、今の黒田久一という一人の商人の存在に、明らかに、多大な影響を受けました。
今月末に「50周年記念式典」を開催しますが、式典にも参加して頂く予定でした。
「黒田君、元気だったら、必ず、行くからね」と。
それが実現出来ませんでしたが、初夫先生の魂は、しっかり受けて、これからも、誇り高い商人として、生き抜きたいと思います。
黒田久一”
2014.02.05
今日は、本当にしばれるねぇ~。
昨日は、立春だと言うのに、今日の北海道は、この冬一番の寒さらしいです。
札幌でも氷点下13℃。
かなり寒いですね。
今日から「雪まつり」です。
集合写真を撮ってたら、テレビ局に撮られました(笑)。
もしかしたらお昼のフジテレビ系列のニュース番組に出るかも(笑)。
えらいこっちゃ!
滝川クリステルの「お・も・て・な・し」です。
黒田久一