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タナベ経営「食品ビジネス成長戦略研究会」

2014.07.29

昨日と今日の二日間、タナベ経営様主催の「食品ビジネス成長戦略研究会」に参加して参りました。

2ヶ月に一回の割りで、来年の5月まで、全6回、一泊二日の研修で、全国各地の優秀企業を表敬訪問するという企画です。

東京、沖縄、広島、関西、関東、東北の各エリアです。

第1回目の今回は、東京開催でした。

昨日は、株式会社大地を守る会様でした。

http://www.daichi.or.jp

創業者の藤田社長様のご講演と物流センターの見学がありました。

市民運動から興された野菜ビジネスです。

二日目の今日は、ケンコーマヨネーズ株式会社の炭井社長様による講演でした。

http://www.kenkomayo.co.jp

マヨネーズのガリバー、キューピーさんは、5000億円を越えていますが、ケンコーマヨネーズさんは、ちょうど1/10の規模ですが、その中での闘い方、非常に勉強になりました。

いずれもトップ自らが、ご講演を頂き、いろんな学びがありました。

今回の研究会は、全国から、32社37名の方々の参加があり、その方々との交流も大変、勉強になりそうです。

この研究会の案内パンフレットに次のことが書かれています。

「成長している企業は、何をやっているのか」

6つの条件として、

①トップブランド化

②顧客価値の追求

③変動に強い収益構造

④独自性の経営システム

⑤魅力ある商品開発

⑥成長新市場の開拓

突き詰めると

ビジネスとは、未来永劫「顧客の創造」に尽きるともお話がありました。

いろいろと勉強したいと思います。

黒田久一”

感謝満50 周年

2014.07.28

本日、弊社グループは、おかげさまで、創業50年目を迎えます。

昭和39年(1964年)7月28日に法人設立登記を致しました。

父ら創業メンバーは、夢と希望、そして不安が入り交じりながら、この日を迎えたはずです。

私は、当時、5歳ですので、当然、記憶にもありません。

その年の秋、東京オリンピックが開催された年なので、日本人の多くは、まさしく、夢いっぱいだったんだろうなと思います。

弊社グループは、50年を経た今期、ようやく、100億円が視野に入って来ました。

ただ闇雲に会社を大きくするのではなく、やはり、「いい会社」にして参りたいと思います。

「いい会社」の定義は、本当に難しいですが、その実現にこれからも挑戦して参ります。

写真は、先日頂いたお花です。

八百屋らしく、トウモロコシやカボチャもアレンジメントされたお花でした。

ありがとうございました。

下記は、今月の「社長メッセージ」です。

給与明細書に同封していますメッセージです。

社員数が増え、できる限り、会社の方向性を全社員に提示したく、かれこれ10年くらいになるかと思います。

今月のメッセージ、ご笑覧ください。

社長メッセージ

「創業50年を迎えて」2014/7/25

FRUXグループ

代表 黒田久一 

わがFRUXグループは、昭和39年7月28日に創業し、満50周年を迎える事が出来ました。

これはひとえに創業者をはじめ、多くの大先輩の頑張りのおかげであり、お取引先様、仕入れ先様に恵まれ、また、全国各地の応援団、そして、地域社会など多くの方々のご支援のおかげだとあらためて感謝の気持ちで一杯です。

創業者である黒田一郎は、常々「商売とは心配の上に成り立つもの」という言葉を口にしておりました。

この言葉は、奥深い言葉であり、事業とは、安泰などなく、常に時代の変化に対応しなければならないということ、そして、勇気を持って、その“変化”に対応すべく、挑戦し続けることを忘れてはいけないという意味です。

その為にも、貪欲に学び続けなければなりません。

創業事業である青果仲卸業の売上は、グループ全体のうち、1/4となりました。

50年を経て、3/4は、新たに創造した事業です。

これからも、ロマンとビジョンを抱きながら、前進することが大切です。

「信は力なり」という言葉があります。

私の大好きなことばです。

自分自身を信じ、人を信じ、未来を信じる・・・。

これからも大きな夢に向かって頑張りましょう!

巨星、逝く

2014.07.26

7/25の日経MJ紙に小さな記事が載ってました。

「独DSアルディ 共同創業者が死去」

「低価格PBで流通革命」
という見出しです。

ご存知のようにアルディは、ドイツで生まれたハードディスカウンターです。

リミテッド・アソートメント・ストアとか、ボックス・ストアとか、業態名は、いろいろとあるようですが、日本では、昔は、ボックス・ストアと言いました。

最近は、あまり言わなくなりましたが…。

ドイツでは圧倒的に強い食品小売業です。

その他、欧州全域に展開していますし、イギリスにも、アメリカにも進出しています。

創業者は、兄弟で、担当エリアを分けて展開されました。

記事にある方(兄)は、ドイツ(当時の西ドイツ)の南部を中心に、南アルディとして、イギリス、オーストリア、スイスなど。

弟さんが、北アルディとして、ドイツ北部とフランス、スペイン、デンマーク、アメリカなど。

アメリカのトレダーズ・ジョーも北アルディの傘下にあります。

創業は、1962年だから、創業52年ですね。

ディスカウントなので、当然ですが、ノンフリルの全く飾り気のないお店ですが、じわじわと広がり続けています。

世界中のスーパーで、私は、好きなスーパーはたくさんありますが、アルディも好きなスーパーの一つです。

日経MJ紙のアルディの記事の真横には、「低迷の英テスコCEO退任」とあります。

テスコも大好きなSMですが、そのイギリスでも、テスコを代表するSM勢力も、じわじわとアルディやリドルに、ボディーブローのように消費者が奪われていると、今春の欧州視察のおり、聞きました。

決して、アルディのようなハードディスカウンターのみが生き残る訳ではありませんが、これからも、実際に自分自身が訪れ、体感して行きたいと思います。

世界の食品スーパー、本当におもしろい!

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。