
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2019.06.17
Kaufland
カウフランドと言うドイツ系スーパーです。
シュバルツグループと言う、ドイツ最大の流通グループです。
LIDLリドルも世界中に展開しています。
レディミール商品です。これはパエリアです。
Icelandです。
イギリスに1000店以上展開します。
驚いたのは、ここ東欧にも進出している事実です。
フランスのピカールも含めて、これから、益々、冷凍食品専門スーパーが増えます。
間違いなく増えます。
冷凍レディミール商品が所狭しと並んでいます。
冷凍レディミールは
ロスが出ない、
添加物を使わずに作れる。
驚いたのは、冷凍食品だけでなく、ワインやドライグロサリー商品も、
かなり、充実して来ています。
ロンドンでは、アイスランドは、何度も見ましたが、着実に店が良くなっています。
無いのは生鮮三品だけです。
ただし、
野菜や肉
魚
肉
は全て冷凍食品として、品揃えされています。
リドル
世界中で、急成長すれドイツ系のハードディスカウンターです。
東欧は、流通が遅れていた分、一気に世界中の名だたる流通企業が、進出しています。
ドイツのメトロ系のmakroです。
プロ向けのキャッシュ&キャリーです。
オーストリア系の食品スーパー
BILLAです。
しかし、この企業も、ウィキペディアで調べたら、ドイツのREWEレーベの傘下に入っていました。
東欧は、世界の流通企業の主戦場と化してました。
プラハを歩いていても
イギリスから
テスコやアイスランド
ドイツ系のスーパー
フランスから
Paulなど。
世界からグローバル企業が進出して来ていました。
2019.06.17
ミラノ視察が終わりチェコのプラハに到着しました。
チェコのプラハは、中世の街並みの素晴らしい街でした。
2019.06.11
【イータリー】
グローサラントの火付け役となったのは、やはり、イータリーです。
本店は、イタリアのトリノですが、ミラノ店も旗艦店です。
【IPER】
イーペルと呼びます。
イタリア語でHYPER、つまり、ハイパーの事です。
ハイパーマートの世界企業は、フランスのカルフールやオーシャンを代表する大型店です。
イタリアでは、イーペルが、代表企業です。
昨日訪問したのは、イタリア最大のお店で、元々は、アルファロメオの工場跡地に建てられています。
そこは、隈研吾氏ばりの、木を多用したモールでした。
圧巻でした。
結城義晴先生曰く、
木を多用するのは、世界的トレンドだと。
理由は、やはり、長時間滞在させるには、やはり、癒し空間が必要。
そこには木が合うと。
イタリアの中で、この木を多用したモールは、今や、1番の人気店らしいです。
【ペックPECK】
ロック・フィールド会長の岩田弘三氏。
創業者です。
今年、79歳になられます。
岩=ロック
田=フィールド
つまり、ご自身の苗字を英単語に置き換え、社名にされました。
以前に連載されていた、日経MJの岩田会長の連載記事のなかに、
「デリカッセンと出会う」と題して、
ミラノの“ペック” と ミュンヘンの“ダルマイヤー”のことが
書かれていました。
1883年創業だから、100年以上の歴史ある惣菜店です。
ミラノのペック
ミュンヘンのダルマイヤー
パリのフォション
岩田弘三氏は、まさしく、全人生をかけて、渡欧し、8ミリ映像機を担いで、
ヨーロッパ中を回りました。
それまでは、三ノ宮で、レストランビジネスをされていました。
その繁盛店レストランをたたみ、当時の日本では、まだまだ知られていなかった
デリカテッセンと言う分野に商売替えされた決断は、本当に凄いです。
今や、ロック・フィールド様は、年商500億円を超える上場企業をつくり上げられました。
私は、岩田会長の会長室に通して頂いた事もあります。
また、わが社にも来て頂きました。
是非、惣菜のわかる八百屋塾に是非来てもらいたいと思います。
まさしく、全人生を賭けて、ブランディングも意図しながら、惣菜業を成長させた方です。
延泊し、ミュンヘンに滞在しますので、ダルマイヤーにも行きたいと思います。
黒田 久一