
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.10.16
パリでの視察第一弾は、
Carrefour Marketカルフール・マーケット
です。
ハイパーマーケットではなく、いわゆる小型食品スーパーです。
都心型で、推定で100坪くらいではないでしょうか?
イギリスのテスコで言えば、
Tesco express
みたいなもんでしょうか?
中国ではカルフールは、大成功を収めました。
それらは全て大型のハイパーマーケットばかりなので、小型食品スーパーを見たのは、今回が初めてです。
結城先生いわく、カルフールは、オペレーションレベルが低いようです。
黒田久一
2010.10.16
Auchan(オーシャン)
フランスの第2の小売業です。
邦貨で年商は、4兆円を越え、世界ランキングでは、第16位です。
日本のイオンやイトーヨーカドーよりも大きな会社です。
中国でも、カルフール同様に大成功を収めている企業です。
ちなみに中国での流通小売業ランキングは、
①カルフール
②台湾資本の会社
そして
③オーシャン
らしいです。
中国では、アメリカのウォルマートもドイツのメトロもありますが、フランス企業が、頑張ってるのは、意外です。
フランスもイギリスも人口で6000万人くらいの規模の国家で、日本の半分くらいなのに、海外に進出して成功している企業が多くあります。
日本は、やはり、国際的にはまだまだですね。
ユニクロなどこれからかもしれません。
さと店内に入ると、BIOのマークがやたら目立ちました。
つまり有機食品のマークです。
そして店内をブラブラしながら、iPhoneで動画で、店内撮影をしていたら、黒人の店員さんに猛烈に怒られ、事務所に引っ張られるところでしたが、両手で仏教徒がごとく(笑)、お許しを懇願すると(ホンマに情けない姿…)、許してくれました。
そして非食品のフロア(二階)に、一時避難し、ノートを一冊買って、食品売場に再入場しようとしたら、またまた黒人店員さんに怒られました。
何でかなと思っていたら、買い物袋に万引き防止の為にプラスチックのヒモでくくる手続きをしないと再入場できません。
やはり「性悪説」の国ですね。
いろんな人種が暮らす国だから仕方がないかもしれません。
黒田久一
2010.10.16
Casino(カジノ)
フランス国内、第3位の小売業です。
世界ランキングで、第19位です。
私たちが訪問したお店は、典型的な食品スーパータイプでした。
こじんまりして“いいお店”でした。
たぶん200~300坪くらいだと思います。
まさしく万代さんのようなお店ですね。
気付いたのは、こちらもBIO、つまり有機食品が多くありました。
農産コーナーにめ有機農産物がありました。
それらは、パッケージも紙や木の材質の包装資材でした。
そして、一番下の写真は、リンゴです。
ご覧になって、お気付きかと思いますが、バルクで、ドサッとした感じで入っています。
日本とここが考え方の違いを感じます。
つまり日本のリンゴは、きっちりと玉数指定があり、包装資材も、傷つかないように緩衝剤をきっちりかまして、デリケートにデリケートに梱包します。
こっちは、簡易包装ですね。
だから流通コストが下がるんですね。
ちなみにこのリンゴ箱は、50キロ入りで、ハンドリフトの爪が入るような構造になっていました。
物流の合理性も考えられています。
ちなみに
キロ1.29ユーロ(×@115)
でした。
黒田久一