
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2009.05.18
21(木)に開催予定でありました「第22回 惣菜のわかる八百屋塾」につきましては、悩みに悩んだ上、中止としました。
正直言いまして、そこまでは、必要はないだろうと言う気持ちもありました。
弊社の「八百屋塾」は、“出会いの場”であり、それが“感染の場”となれば、シャレにもなりません。
今回の新型インフルエンザは、感染力は強いが、症状は軽い。
本当に判断は難しいですね。
6月以降は開催出来るように願っています。
話は全く変わりますが、写真は「アルファクラブ」と言う胃を切った患者、つまり、ほとんどが胃ガン経験者の為の月一回の会報誌です。
その巻頭に「胃ガンを克服した患者は長生きする」と言うコラムがあり、読みました。
つまり胃ガンをすると“過食”がなくなり、動脈硬化や脳溢血、心筋梗塞などの発症が減り、長生きすると言うコラムです。
この手の病気にかかると、どうしても後ろ向きに考えてしまいがちですが、こんなコラムを読むと勇気が湧いて来ます。
今回のインフルエンザ騒ぎも、必ず、解決できますので、後ろ向きの考えにならないようにしたいものです。
黒田久一
2009.05.14
今日は、午後から弊社の生産統括部長のKさんと大和証券の経営セミナーに参加しました。
Kさんは、この4月から、わが社の2つの工場(ケータリング工場&HMR工場)のカイゼンの為に迎え入れた顧問です。
立場は社員ではありませんが、事実上、入り込んでもらっているので、生産統括部長の肩書きで動いて頂いています。
3月まで、大手食品メーカーの取締役工場長をされていました。
大和証券の今日のセミナーは、満員盛況でした。
講演のタイトルは「世界同時不況の今だからこそ企業がすべきこと
-危機をチャンスに変える- 」でした。
具体的には、世界的な著名な経営学の大家であるマイケル・E・ポーター氏のビデオ講演と一橋大学大学院の教授陣によるセッションでした。
こちらも大物教授との事(無知な私は全然知らなかったです…)でした。
野中郁次郎先生と竹内弘高先生、大薗恵美先生の3氏。
私は知りませんでしたが、一橋大学大学院が中心となって2001年からマイケル・E・ポーター氏にちなんで「ポーター賞」と言うのがあるらしい。
独自性のある優れた戦略を実行している日本の企業を対象とした賞です。
昨年の受賞は、野菜を通販で急成長しているオイシックス㈱や東海バネ工業㈱でした。
写真は、「ポーター賞」のロゴマークです。
Kさんは、大手食品メーカー時代の海外の大学のMBAの取得者だけに、今日のセミナーは、いろいろと解説してくれました。
彼から「ポーター賞が狙える会社にしましょう。」
うーん、まだまだ先やろうけれど…(笑)。
まあ、いつか頑張りたいです。
黒田
2009.05.12
朝から、MRしてます。
先日、豊橋の友人から頂いた資料「需要創造4月号」に載ってた『低価格小型スーパーが林立、ファームドゥの産直小型店がプライスリーダー』と言う記事を片手に、店を回りました。
非常の良いMRが集中して、できます。
場所は都営三田線沿いの「西台駅」&「蓮根駅」
隣どうしの駅です。
板橋区の高島平あたりです。
①ファームドゥ(産直店)
②つるかめランド(イギリス・テスコの傘下)、
③スーパーみらべる(コテコテの地元密着店)
④ビッグ・エー(ボックスストア→ドイツのアルディをモデル)
⑤ローソンストア100
⑥テスコ・エキスプレスなどです。
本当に集中しています。
昨日、生鮮ベンダー協会からの配信メールで、今回のインフルエンザ騒ぎは、益々、消費者の買い物行動を近場&小型店での『最寄り化』するだろうとの予測でした。
つまりGMSなどでの巨大店舗は、敬遠されるだろうと。
確かに人混みが多い場所は、今は大打撃です。
今朝の朝刊では、関西方面での旅行キャンセルは、36万泊もあり、深刻な状況です。
弊社のケータリング事業部もかなりキャンセルがありました。
しばらくは、インフルエンザ騒ぎ、そして小売業の小型店化、そして低価格化の波は、止まりそうにありません。
そして日本も知らず知らずのうちにグローバル化にさらされているなと感じます。
つるかめランドだってイギリスの巨大流通企業のテスコだし、テスコエキスプレスそのものも…。
そしてドイツのアルディをお手本とした企業のビッグエー。
西友のウォルマート化。
わが社レベルで大きな事象ばかり見ていても仕方ありませんが、本当にこの先どう変化するか予測ができません。
やはりわが社のような中小企業は、特徴を出した、大手とは、一線を画した商売を確立しなければと思います。
黒田