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2008年

シンガポールに着きました

2008.05.17

今、シンガポールの空港にいます。これから乗り換えて、インドネシアのメダン(スマトラ島)に向かいます。

原料担当の次長と共に来ています。

先日、ワールドビジネスサテライトと言う番組で、東アジアの各国の取り組みの紹介の中でシンガポールが出ていました。

シンガポールは小国ではありますが、“多民族”“多言語”“多文化”である為に“多様性が強み”だと。
全世界から研究者が集まり、それぞれの知恵を積み上げる雰囲気が国にあるようです。

明日、インドネシアからまた報告します。

黒田久一

春の昇格人事

2008.05.15

先程、14時から大半の社員が一堂に集まり、「春の昇格人事」の発表致しました。
今回は、
次長へ昇格者2名
課長へ昇格者2名
係長へ昇格者3名
主任へ昇格者2名
の合計9名/80名でした。

部門異動が2名でした。

また合わせて今春の「給与改定方針」(昇給方針)についても私の方針を発表致しました。

これらの件は、3月中旬より毎週月曜日の役員会での重要な議題でもありました。

今回、昇格出来なかった社員たちも次回には是非、頑張って欲しいと思います。
今日の全体集会で次の事も話をしました。
・「仕事」を通じて成長し続けて欲しい。それが一人一人の個人の為になり、引いては、会社の為にもなり、社会の為にもなる。
・大切な事は、会社が掲げているビジョンが、社員に誇りを与える。自己実現の手段にもなり、成長の喜びが感じれる。
トヨタのラインで毎日毎日、ボルトを締めている社員に問いかける。「あなたはどんな仕事をしていますか?」「いや~毎日、ボルトを締めています。」と答えるのか「世界で認められたトヨタの社員として誇りを持ちながら、あのレクサスを組み立てています」と答えるのかの違いがある。
また、
・我がグループは、男女問わず、中途採用・新卒問わず、国籍(中国籍社員1名います)問わずの大方針で全員に平等にチャンスを与える。

それと
食品業界全体(食品スーパーも外食産業も食品メーカーも)が本当に厳しい状況が続いており、この5年間で相当に淘汰が進み、益々、寡占化が進むだろう。
何としてでも我がグループは「勝ち組」にならなければならないと。

私の気のせいかもしれませんが、今日集まってくれていた全社員の目が輝いて見えました。

黒田久一

※写真は、明日まで中国出張に行ってる社員の辞令です。留守で渡せなかったので。

会社は潰れるもの

2008.05.14

先日、ある雑誌に「絶対に潰れない経営」と言う特集記事がありました。

その記事には、
「会社を潰す経営者の5つの特徴」として
①大雑把
②甘い
③遅い
④視野が狭い
⑤後ろ向き
とあります。

一方「会社を伸ばす経営者の5つの特徴」として
①細かい
②厳しい
③速い
④視野が広い
⑤前向き
とあります。

自分自身を当てはめると「前向き」だけはあるかとは思いますが、それ以外は?かなと思います。

また別の雑誌には「会社と言うものは潰れるもの」と特集記事がありました。

根幹は同じ内容です。

最近、特に今年に入ってから、食品業界の厳しい状況の話をよく耳にするようになりました。

かつてその分野ではリーディングカンパニーであったような企業の突然の破綻や身売り、廃業などなど。
またそのような“噂はなし”などは毎日あります。

弊社の創業者である黒田一郎(会長)は、「商売とは心配の上に成り立つもの」と言う言葉を常々、口にしておりました。

最近、この言葉の持つ意味が何となく理解しつつあります。

業界全体を見渡しても、積極果敢な経営をされている企業と、一方トップがもう“戦意喪失”したように見受けられる企業とにはっきり別れているような気がします。

今後益々“優勝劣敗”がはっきりしてくるでしょう。

今まで土俵際一杯で堪えて堪えてしていた企業が、こらえきれなくなるような状況を感じます。

今後5年間で相当に寡占化が進むのではないでしょうか?

わが社も今まで以上の努力をしなければ間違いなく淘汰されると思います。

本当に厳しい時代だからこそ、経営トップは、夢を語り続け、世の中の「変化」に対応し続け、社内を鼓舞し続け、生き抜きたいと思います。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。