
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.11.22
高知での「産地見学会」が終わってから、私と弊社専務、そして名古屋のタカサカ青果さんの常務さん、営業のベテラン社員さんらと4人私ので車で、お店回りしました。
①A・Max赤岡店(地元のディスカウント)
②サンシャインチェーン・ベルティス店(イオンの真ん前で頑張ってるお店、ガイアの夜明けで紹介されたお店)
③サニーマートあぞの店(最新店舗)
④トンカツ「かつれつ亭」知寄店にて昼食
⑤サンシャイン・カルディア店(写真の“太陽市”と言われる直売所を併設)
⑥JA南国市農協の直売所(かざぐるま市)
⑦サニーマート・アクシス南国店
を回りました。
車の中でいろいろと情報交換しながら、回れたので、大変有意義でした。
黒田久一
2008.11.21
今回の出張のメイン・イベントである赤岡青果様を朝から行って参りました。
赤岡青果は、全量を「セリ取引」します。「相対取引」は、ゼロです。
今回の研修会に参加している30歳代半ばの方と話していて、符丁も手振りも知らない、セリに立った事がないと昨晩、話されていました。
それくらい大都市の市場は、かなり昔にセリがなくなっていました。
赤岡青果は朝7:30からセリが始まりますが、物量が多い時は、セリ終了は、お昼を回るそうです。
ある意味、久々に「市場の原点」を見た思いがしました。
水田社長様は女性で御歳80歳です。
懇親会の席で名刺交換させて頂きました。
水田社長様の口から、ISO14001の話とかが出てきて、正直、びっくりしました。
またあと20年頑張りたいと。
つまり百歳!
凄ご過ぎます!
私なんか、まだまだです(笑)。
この地方卸売市場は、本当に元気の良い市場です。
整理整頓も行き届いていました。
気付いた事
・全て「個選」で「共選」はなし。毎日、生産者は“品評会”のごとく切磋琢磨する。だから良い野菜づくりに邁進する。
・30台のトラックで社員による生産者の元まで、「庭先集荷」を徹底している。それもキロ単価がたったの1円。つまり10キロ箱の商品であれば、たったの10円の引き取りです。事実上の“タダ”ですね。それくらい生産者の負担を軽減する事に腐心している。
・それと社員による「庭先集荷」は、生産者との絶妙のコミュニケーションが図れる。これが大きいと。
山形の丸勘山形さん同様、元気な地方卸売市場は、まだまだありますね。
黒田久一
2008.11.20
高知にやって参りました。
愛媛からの高知道は、雪が降り、50キロ制限となっていました。
今日は、南国高知もかなり寒かったです。
約1時間半をかけ、高知市須崎市にあります「ショップたけざき」さんに来ました。
ここは、玉子焼とおにぎりで、全国的に有名なお店です。
以前から高知に来たときは、是非、見たいなと思っていましたので。
正直、何の変哲もないお店ですが、何十年もかかって積み上げて来た信頼でしょう。
さっそく食べました。
本当に素朴な味でした。
これが商売が長続きする秘訣なのかなとも感じました。
「変化と伝統」難しいバランスですね。
私は、このお店を訪れ、この春に行った仙台の秋保温泉にあります「おはぎのさいち」さんを思い出しました。
こちらは“おはぎ”単品だけでご商売されています。
全国津々浦々、小さい商いでも頑張っているお店はたくさんありますね。
黒田久一