惣菜のわかる八百屋オヤジのブログ 惣菜のわかる八百屋オヤジのブログ

農林水産省の公表に思う

2008.09.17

昨日からリーマン・ブラザーズ関連のニュースばっかりで、気分がどうも…。

昨日、社内会議がありました。

弊社のO常務が会議中に一言。
「うちみたいな中小企業なんかに全く関係あれへん。」とバッサリ。
まさしくそう思います。
そう“思うべき”だと思います。

彼は大手都市銀行の出身であり、また某上場企業の経理部長の経験もあるので、この手の事は、詳しいと思いますが、そう煙に巻いてくれた(笑)。

逆にチャンスがあるかも?と思うべきだと自分に言い聞かせています(笑)。

インフレにブレーキがかかり、ちょっとは原料も落ち着き、そしてパートさんが集めやすくなるんやないかなとか…。

さて話しは変わりますが、今回の「汚染米事件」の業者及び末端ユーザーが農林水産省から公表されました。

正直言いまして私は違和感があります。
意図的に扱った業者は、当然、糾弾されてしかるべきだと思いますが、“被害者的な業者”は、ある意味、相当な風評被害をさらに被る危険性があります。

そもそも「事故米」の流通の管理方法には、農林水産省そのものに相当な責任があると思います。

事務次官は、うちは責任ないと言うような発言をし、マスコミにヤイヤイと言われたからと思われるタイミングでの今回の発表。

大変不謹慎ではありますが、全ての食品に100%の安全はあり得ない。
当然、弊社のような中小零細企業であっても必死に取り組める範囲では、安全対策には精一杯取り組んでいますし、これからもさらにレベルを上げなければ、将来、生き残れないと言う思いで商売をしています。

しかしながら今回のような不幸にして起こった(巻き込まれた)事件の扱いには慎重にして欲しい。

これは中小零細企業のトップの本音です。

これまた不謹慎ですが、今回の事件では、ADIという考えもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E6%97%A5%E6%91%82%E5%8F%96%E8%A8%B1%E5%AE%B9%E9%87%8F

この考えを持ち出すと、専門家の方やいろんな方々に怒られそうですが…。

でもこれも私の本音です。

私はこれからトレーサビリティーへの取り組みを真剣にやる必要性を痛感します。

管理コストも手間も大変ですが、益々重要になると思います。

そして、国に是非ともお願いしたいのは、トレースバックできる仕組みを「国家の社会インフラ」として整備して欲しいと思います。
小さな中小企業にとって大きなシステム投資をするのは大変です。

そのシステムも、いろんなやり方があり、今や、玉石混淆状態です。

国家のインフラとして整備されれば、規格が「統一」され、相当にコストが下がります。
是非ともやって欲しい。

でも国の偉いさんは、誰もこのブログを読んでくれてへんやろけれど…(笑)。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。