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第4回アグリフードEXPO2009

2009.08.25

日本政策金融公庫、昔の農林漁業金融公庫が主催する「農」と「食」を結ぶマッチングが、東京ビッグサイトで開かれています。(8/26まで)

農業に対する追い風からか、年々、この企画への来場者が増えているように思います。

その会場内で、セミナー・シンポジウムが開催されています。

今日は、
俳優の永島敏行さんの講演もありました。

そして
パネルディスカッション形式のシンポジウムがあり、私は、これに参加させて頂きました。

「明日の農業を語る~消費者ニーズに対応した展開~」
パネラーは、
①(有)藤岡農産の藤岡社長
②㈱サラダボウルの田中社長
③イオンアグリ創造㈱の藤井社長
の3名でした。

中でも秋田県で農業生産法人を経営さるている藤岡社長の言葉が、大変印象的でした。

「農業は、製造業である。トヨタがプリウスを製造原価を割って販売しますか?今までは、自分で価格が決められず、買い叩かれて来た。それが日本の農業です。今の農業は、赤字であっても平気で続ける。赤字なら、すぐに止めるべきですよ。国家・国民の為に犠牲になっては、いけない。それとイオンさんみたいな大企業が、農業が参入なんて、これは、バカにされているんですよ、生産者の皆さん、頑張らなければならないです。」と。

かなり強い語気で言われた。

そして、イオンの藤井さんは、全くそれに対する意見にもひるまず、自分の農業に対する熱いビジョンを語られた。

立場が違うので、どちらの意見も分かります。

このパネルディスカッションは、生産の立場で聞く印象、流通業者の立場で聞く印象、消費者の立場で聞く印象、それぞれで、かなり違うだろうなと感じました。

しかし、3人に共通しているのは、全ての方々が、ポジションシンキングであった事でした。

私は、今、農林水産省からご指名を頂いて農協改革についての委員をつとめさせて頂いていますが、本当に、農業も青果物流通も矛盾が多く、一つの明確な答えは、中々ありませんが、だからこそ、立ち向かうべき商売だと思うのです。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。