
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.08.06
日経トップリーダーの8月号の特集記事は「社長の器」です。
写真は、100均の最大手のダイソーの矢野社長です。
「恐れおののく力を持たんとこれからの社長は務まらん」と。
そして
「つぶれないと安心した途端、わしは劣化してしまった」と。
文章を読んでいて、あれだけの社長が、恐れおののく姿が、ビシビシと伝わります。
リスク感の塊のような言葉の数々。
私は、そもそも創業者でなく、いわゆる二代目です。
惣菜事業については、創業したとは言え、それは、一定の“ベース”があって出来た訳であり、一から創業する人たちとは、苦労のレベルが比べものにもならないと思います。
まあ、私は、さしずめ“ボンボン経営者”かと思います。
入社以来、社内外から、よくそう囁かれながら(笑)、やって参りました。
一言で言えば、幸運にも、何の苦労もなく、今日までやって来れました。
日本の中小零細企業の大半が、そうであるように、大半が親族、ほとんどが、息子に跡継ぎをさせます。
これは紛れもない事実です。
そんな私が「社長の器」について語る資格はないと思います。
しかしながら、社員とパートさんを合わせて400人を越える現在、「アホぼん経営者」では、やって行ける時代では、なくなりました。
最近、それを本当に痛感します。
その意味でも自らが、その時代に対応できる経営者としての資質を磨く必要があると。
「社長の器」
それが正々堂々と語れるまで、まだまだ程遠いかと思いますが、一歩ずつやって参ります。
黒田久一