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欧州視察(76) ニュー・スピタルフィールズ卸売市場①

2010.10.21

朝一番でジェトロのロンドン支店に参りました。

目的は、農林水産省からJETRO(日本貿易振興機構)に出向中の方に青果卸売市場を案内して頂く為でした。

視察は、私だけでなく、熊本からシソ(青シソ&赤シソ)の生産者の方も合流して視察に行きました。

ジェトロ事務所から、日本人運転の方が運転されるレクサスにて、案内して頂き、大変恐縮しました。

熊本の方は、生鮮のシソだけを生産されているのではなく、エキスを抽出したり、粉体状までにし、料理用(フレーバーとして活用)、アメリカやヨーロッパに輸出されている方でした。

びっくりしました。

「外食関係で使われるシソは、安価な中国産のシソ(大葉)なので、太刀打ちできません。だから付加価値を高める為に用途開発しているのです」と。

そしてさらに
「生産者は、行政の補助に頼るだけではダメです。自らの努力でやるべきです」

「日本もFTAを締結するならするで、やればいいんです。そしたら海外に農産物を輸出したらいいんです。」

もう一人、生産者仲間の方と訪欧されていて、その方は、日本のテスコ(旧つるかめランドを買収後、独自展開を進めている)と、今度、お取引が始まるそうです。

そしてその方は、イギリス本国への取引も目指していると…。

スケールが凄い!

卸売市場への道中の往復の車中で、2人は、いろんな話で盛り上がりました。

そしてその方から「黒田さんは、何の為に、イギリスの市場に行くんですか?」と質問を受けました。

私は「海外に来る機会がある度に出来るだけ、卸売市場を視察するようにしています。そして特に欧州の卸売市場には、10年先の日本の姿をイメージしながら見に来ています。肌で感じて、自分なりに“何か”を得て帰りたいと思います」とお答えしました。

そして弊社の事業内容も説明させて頂くと、互いに“共通点”を感じました。

それは商品の付加価値化を目指しながら、生き残りを図る。

しかし「市場」と言う原点は体感する。

そして市場に到着しました。

こちらのニュースピタルフィールズ市場は、先日、訪問した卸売市場よりは、活きて(生きて)いるような“空気”を感じました。

どことなく大田市場の空気です。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。