
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.10.18
今朝のパリ市内は、多分、2~3℃くらいではなかったかと思います。
吐く息は白くなり、メールを打つ手がかじかみます。
日本を出た時は、まだ暑かったので、秋のヨーロッパからだとは知りつつ、一応の冬支度を用意しましたが、やはり寒いです。
おまけに、言葉も全くわからず、誰も知らず、巨大な市場を何時間もさ迷っていていると、本当に冷たく感じます。
ダウンジャケットが必要な感じでした。
朝ごはんを食べず、ホテルを出て来たので、体を温めようと、市場内のカフェに入り、カフェオレを注文しました。
結局、いろんな思いを感じながら、市場を歩いていたら、3時間も滞在していました。
私は、こんな風に、海外に出る時は、いつも以上に、外から、日本を思い、会社を思い、家族や社員を思います。
どうやれば、むちゃくちゃ厳しい青果業界で、わが社が、未来永劫、生き残れ、皆を幸せに出来るのだろうかと。
この文章を読んで、51にもなる男が、何をほざいているのかと、お叱りを受けそうですが…。
純粋な気持ちで、考えて、考えて、考えます。
本当に厳しい時代となりました。
でもチャンスは、山ほどあるとも思います。
今回、コーディネーターでお世話になった結城先生は、常に、我が仕事に、高い志と誇りを持ちなさいと。
真剣な眼差しで、言われると、純粋に心から賛同し、うなずくばかりです。
本当にそうありたいと思います。
そして、いかに「変化対応」し、いかに生き抜くのか、これからも自問自答したいと思います。
答えは、一つだと思います。
社員一同、仕事に自信と誇りを持ち、あらゆる努力を尽くし、その道の“真のプロ”になり、顧客の“真の満足”を創造し続ける事だと。
わがグループの場合、
プロの八百屋
プロのカット屋
プロの仕出屋
プロの一膳飯屋
それぞれの道、本当にまだまだ険しいです。
まだまだ浅いです。
朝焼けの市場で、強く、そう感じました。
黒田久一