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欧州視察(30) 加工食品

2010.10.16

イギリスでも、こちらフランスでも、気付いたのですが、日持ちのする加工食品が、昔に比べたら、物凄く増えました。

日本は「日配」(業界で:ニッパイと呼びます)、つまり、デイリー商品が、豊富に充実しています。

商品が、お店に到着して、1日~3日程度しか、もたないデリケートな商品をタイムリーに流通出来る仕組みが、構築出来ています。

デイリー(毎日単位)どころか、コンビニなどは、1日に3便体制であったりします。

素晴らしい仕組みではありますが、これには、相当なコスト負担を伴います。

一番上の写真は、農産コーナーに置いてありました「ボイル済みポテト」です。

ポテサラベースに使ったり、オーブンで何かをトッピングしたりして焼いたりするのでしょうか?

真ん中の写真は、カット野菜(おかず系サラダ)です。

今日は、10/16ですが、品質保持期限が、10/24になっています。

実に9日間です。

中をよくよく見ると、カットされたゆで卵が入ってます。

日本では考えられないですね。

一番下の写真は、加工食品です。

これらの商品は、2週間から1カ月も日持ちする設定になっています。

参加メンバーの中にY崎製パンの方がいらして、お聞きしていますと、食パン類も日本では、考えられないような日数(10日間以上であったり)だとお話されていました。

品質に対する考え方が日本と欧米では、明らかに違うなと思います。

しかしながら、日本も、もう少しだけ、ロングレンジの設定が許されるようなれば、私は「社会的なコスト」が軽減されるように思います。

日本のように“出来立て”が、タイムリーに食べられる社会は、素晴らしいですが、日本の食品スーパーの惣菜部門でも、利益を出している企業が少ない実状を考えても、そう感じます。

納入業者もしかりです。

ただこれだけ日本では、激しい競争社会なので、そんな事にはならないでしょうが…。

小売業が、寡占化された欧米社会だからこそ、でしょうか?

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。