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東京出張②加工業務用野菜

2009.05.21

昨日は、午後から「野菜ビジネス協議会」の総会でした。

この協議会は、大手商社、大手食品メーカーの原料部、そしてカット野菜メーカーなどで構成されています。

「業務加工用途の野菜」の調達が主な目的です。

昨日は総会だったので、農林水産省の生産局からも官僚の方が来られていました。

私が弊社グループのカット野菜事業の責任者となり、今年で21年目になります。
引き継いだ頃は、100%が“市場調達”でありました。

つまり“カット屋”は、毎日毎日の相場に左右された、いわば“バクチ商売”でした。

あれから20年経ち、原料確保は昔と比べれば格段に安定的になりました。

しかしながらまだまだ安定しない品目もあります。

日本の青果物は「青果用」つまり食品スーパーの店頭に並ぶような青果物を中心に産地形成されて来ました。

ちなみ私の父は、大手荷受会社のせり人であり、母は愛媛県のみかん産地の農協の職員でした。

オヤジ&お袋の時代には、ほぼ全てが青果用出荷だったと思います。

日本の青果物流通は、規格等階級別に細かく選別する。それが基本でした。

“見栄え重視”の野菜作りでした。

ほうれん草を一例に取れば、丈の長いほうれん草を作れば、市場では二級品として値が付かない。

一方、業務用途とすれば、重量ベースが大きな視点なので、こちらが評価されるなど、ギャップがかなりあります。

品種選定も大切でしょう。

この20年くらいの間、その加工業務用野菜の領域では「中国産野菜」の果たした役割は、あまりにも大きいと思います。

その中国産が今や敬遠されている。

そこでにわかに国産回帰の動きです。

今や食のあり方、つまり家庭で食事を作る内食から中食&外食が増え、つまり「食の外部化」が進みました。

家庭で調理した野菜を食べるより、知らず知らずのうちに工場などで加工された野菜を多く食べています。

ここが今、過渡期であり、農林水産省もいろんな施策を打ち出しています。

昨日の基調講演は「野菜工場」についてでした。

書き出したらキリがないので、追々、当ブログにて、書きたいと思います。

今から、あるお取引先の取引先集会の為、埼玉県・川越に参ります。

途中、越谷に寄り、激安スーパー「マルサン」に立ち寄りました。

ここは、よくテレビで取り上げられていますが、家族経営のお店です。

訪問させて頂いた今日も社長のお父さんと息子さんたちが、品出し作業に終われていました。

家族経営の強さを実感しました。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。