
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.08.18
本日、ダイエーさんのボックスストア業態のビッグエーに行って参りました。
http://www.biga.co.jp/
ボックスストアは、その名の通り、“箱のまま”陳列するディスカウントストアです。
このフォーマット(業態)で、一番有名なのは、ドイツのALDI(アルディ)です。
http://www.aldi.com/
ドイツだけでなく、ヨーロッパ諸国にもありますし、アメリカにもあります。
関西一号店は、南海電鉄の和歌山線の「住ノ江駅」直結にありました。
BOXストアなので、特別に期待感を抱きながら、ワクワクしながら、視察に行くと???となります。
世界的には、そう言う位置付けのフォーマット(業態)です。
つまり、徹底して、
“手間を掛けず”
“販管費を掛けず”
“品目を絞り込み”
“ローコストで”、売る商売です。
個人的には、このフォーマットの底力を感じています。
私は本場ドイツもアメリカの郊外にあるアルティも見た事があります。
ビッグエーの惣菜部門は、インストア加工はありません。
惣菜部門だけでなく、青果も水産も畜産の生鮮3品全てが、インストア加工はしていないと思います。
つまり、配送されて来た商品を並べるだけです。
それらの商品を業界では「アウトパック」と言います。
店内の主な作業は、商品補充のみだと思います。
総アイテム数が、2500アイテムらしいです。
この業態が、関西でも成立するのか、正直言いまして、微妙ですが、注意深く見て行きたい業態です。
黒田久一