
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.05.08
今日、久々に大阪本場(ホンジョウ)に行きました。
正確に言えば、大阪市中央卸売市場本場です。
ご存知のように西日本で最大の取扱い規模を誇る大市場です。
今日、朝7時過ぎに到着し、勝手に駐車場の空いてるスペースに車を停めたら、どこからとなく、怖そうなおっちゃんがやって来て、どやされました。
市場独特の“縄張り”でしょうか、暗黙の陣地なのでしょうか、私は、久々に市場で、どやされました。
この感覚(笑)、私には、本当に久々で、どやされながらも、1人で、苦笑してしまいました。
市場内で、ボヤボヤしていては、いけません!
さて今日、本場に来た目的は、先日、中国の万里の長城の植樹ツアーで知り合った進興食品工業の山田社長を表敬訪問させて頂く為でした。
こちらは食品の問屋さんです。
http://shinkofood.com/
ホームページをご覧頂いてもお分かりのように“笑顔”の大変素晴らしい社長です。
昭和37年生まれなので、私とは3歳違いです。
最初に名刺交換させて頂き、その名刺には“パーソナルスローガン”として、
「“市場”と生きる」と書かれていました。
そして、ガッツポーズで笑顔の山田社長の姿が…。
「“市場”と生きる」の文言のインパクトが強かったので、私の胸にグサッと来ました。
弊社グループの連結ベースでの全売上高のうち、市場外での売上高が、市場内での売上高を上回りましたが、それでも、絶対に“市場が原点”です。
永遠に“原点”です。
弊社グループの会社概要にも書いていますが、弊社の事業のベースは“卸売市場”はなくてはならない存在です。
だからこそ、このフレーズ(殺し文句)には、参りました。
“市場”を堂々と全面に出した名刺は、正直少ないです。
逆に隠そうとする名刺は、意外と多かったりします。
その名刺には、さらに「天下の台所」とも書かれていました。
中国滞在中にも、バスの移動中も食事中も、ずっと山田社長と一緒にお話させて頂き、どことなく相通ずる感覚がありました。
そして、あらためて今日、会社をお邪魔させて頂た次第です。
2時間半ほど、情報交換させて頂き、大変有意義でした。
私も山田社長も“市場人”としての誇りがあります。
あらためて私も胸を張って「“市場”と生きる」を宣言したいと思います。
写真は、本場近くの川沿いの風景です。
この辺りは“水都”を感じさせてくれます。
今日は、素晴らしい快晴の一日でした。
黒田久一