
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.09.19
頼むから台風は来ないで欲しい。
ニュース見ながら「来るな、来るな」と私が呟いてたら、アホなノーテンキな三男(小学5年)と次男(高校3年)が「来い、来い。警報出ろ、出ろ」と(笑)。
「お前ら、それでも八百屋の息子か!バカタレ!」
話しは変わりますが、下記は私の尊敬する方(流通業者のご出身)から、今回の“汚染米”について示唆に富むメールを頂きました。
ご参考まで。
今回の三笠フード問題でいろんなことが分りました。
①ミニマムアクセスの米の輸入が正常米を前提にしたものであったのかどうか不明?
②異常米が出たときの相手先との取り決めがあったかどうか(例えば返品条件など)
③ウソをついて平気で金儲けをする食品業界の体質
④不正が内部告発によってバレル確率が高くなっていることへの感度の低さ
⑤上場大手会社でも原材料の生産・流通履歴が不備である事
⑥安全・安心が精神上にとどまり、具体的な対策が施されていないこと
⑦外国産を国産と偽装する行為が国内産地偽装と同じレベルで行われている事実(米穀店の精米段階でのブレンドと同じ)
⑧農林省幹部の保身と無責任な体質
⑨零細加工業者と最終消費者の無防備体制の怖さ
「リスク管理体制」のチェックが緊急に必要です。
①仕入基本契約の見直し強化(食品衛生法違反対応)
②仕入方針の再確認(価格優先から品質優先へ)
③入荷検収方法の改善(疑わしきは検査するor検査証明の添付義務化)
④異常の兆候に気をつける
⑤万一、善意の第三者として被害を受けたときの対応策
⑥社員意識の改革など
以上。
適切なご助言ありがとうございます。
感謝。
黒田久一