
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.06.23
今日は、朝4:40にホテルを出発し、台北の卸売市場に行きました。
23年前にも、この卸売市場に来た事がありますが、以前とは、様変わりし、大変整然としていました。
以前は、とにかく、市場は、汚かった。
臭かった。
今は、日本より、ものすごく、綺麗な環境です。
卸売会社の方にご案内頂きました。
日本語による会社案内、DVDによる会社説明もありました。
そして「発展的軌跡」と書かれたパネルが、廊下にありました。
年代ごとに、この市場の変遷が書かれていました。
こちらの市場は「手ゼリ」ではなく「電子セリ」です。
「固定ゼリ」ではなく「移動ゼリ」です。
日本は、まだまだ販売原票は“手板(ていた)”での管理が多いと思います。
つまり手書きで、書き込み、事務所に上がってから、コンピューターに入力する。
当然、タイムラグが出ます。
こちらは“セリ人”が、即座に入力作業まで行います。
レシートまで即座に出るので、買い出し人の人にも便利です。
本当にスピーディーであり、労力が掛かっていません。
一方、日本は、本当に“ローテク”です。
日本の市場は、とても“成長的発展”と言うパネルが掲げられないと思う。
参加者の一人が「日本の市場は“衰退的歴史”と言うパネルだね」とポツリ。
笑ってはいられませんが、参加者の多くが自嘲気味に、何とも言えない笑いが…。
弊社の業務遂行のあり方も本当にローテクです。
私は、大変刺激を受けました。
変革し続けなければならないですね。
黒田久一