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出張先で読んだ本

2008.05.25

今回の1週間の出張の間では中々、多読は出来ませんでしたが、下記の二冊を読みました。
①「直言 よみがえれ日本の外食」
②「イオンが仕掛ける流通大再編」
です。
①は、神山泉氏の著作。長らく「月刊食堂」の名物編集長をされていた方。
今、外食産業は元気がありません。弊社のフードサービス事業のうち、直営飲食店(4店)も残念ながら元気がありません。一方“中食”の領域であるケータリング事業は、まだまだ可能性を感じるビジネスです。お節は、今年の年末の販売目標は1億円です。初の大台を狙います。初年度の10年前は100万円の販売から始めた小さな事業でした。弊社の外食部門は、今季に入り、攻めに転じようと思いきった人事異動(本社の女性二人を投入)も実施し、一部の店では改装リニューアルをします。不振の最大の原因は、外部環境ではなく、私自身にあります。外食事業への“情熱”が失せていました。猛省しています。今回の一連の大型投資で頭が一杯でした。必ず復活し、たとえ小さな事業であっても地域になくてはならない店にしたいと思います。

②は、メリルリンチ証券調査部にも在籍経験もある鈴木孝之氏の著作。
イオンの戦略を読んで、正直、想像以上でありました。“グローバル10”(=世界10傑に入る)と言う大目標は、もう前倒しで達成されています。
日本の大手小売業は、実質的に2強となりました。

イオンVSセブン&アイ

この本を読む限り、戦略的にはイオンに軍配ありと書かれています。
私は“イトーヨーカドーグループ”の出身であり、短い在職期間でありましたが、卒業生としての誇りもあります。また感謝の気持ちもあります。現場での仕事で多くの“学び”が、今でもいろんな決断をする上で役立っています。
その“イトーヨーカドーグループ”は、いつの間にか“セブン&アイホールディング”という名称に変わり、グループ名から“イトーヨーカドー”と言う名前が消え去りました。個人的には非常に残念でした。
やはりセブンイレブンの大成功が影響していると思われます。
しかしながら一事業の成功が突出しますとバランスを欠きます。
その点、イオンは非常にバランスが取れています。
弊社のような中小企業は、巨大企業の戦略なんかに気を取られずに、“目の前の事”“足元の事”をやっておればいいんだという考えもあるかと思いますが、物事は先ず、大きく見て、そして小さく取り組む事が大切ではないでしょうか?
今後も注視したいと思います。
今回の出張では、二冊しか読めませんでしたが、ポータブルDVDプレーヤーを持って行ってたので、撮り溜めしていた番組をたくさん観る事が出来ました。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。