
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2008.05.14
先日、ある雑誌に「絶対に潰れない経営」と言う特集記事がありました。
その記事には、
「会社を潰す経営者の5つの特徴」として
①大雑把
②甘い
③遅い
④視野が狭い
⑤後ろ向き
とあります。
一方「会社を伸ばす経営者の5つの特徴」として
①細かい
②厳しい
③速い
④視野が広い
⑤前向き
とあります。
自分自身を当てはめると「前向き」だけはあるかとは思いますが、それ以外は?かなと思います。
また別の雑誌には「会社と言うものは潰れるもの」と特集記事がありました。
根幹は同じ内容です。
最近、特に今年に入ってから、食品業界の厳しい状況の話をよく耳にするようになりました。
かつてその分野ではリーディングカンパニーであったような企業の突然の破綻や身売り、廃業などなど。
またそのような“噂はなし”などは毎日あります。
弊社の創業者である黒田一郎(会長)は、「商売とは心配の上に成り立つもの」と言う言葉を常々、口にしておりました。
最近、この言葉の持つ意味が何となく理解しつつあります。
業界全体を見渡しても、積極果敢な経営をされている企業と、一方トップがもう“戦意喪失”したように見受けられる企業とにはっきり別れているような気がします。
今後益々“優勝劣敗”がはっきりしてくるでしょう。
今まで土俵際一杯で堪えて堪えてしていた企業が、こらえきれなくなるような状況を感じます。
今後5年間で相当に寡占化が進むのではないでしょうか?
わが社も今まで以上の努力をしなければ間違いなく淘汰されると思います。
本当に厳しい時代だからこそ、経営トップは、夢を語り続け、世の中の「変化」に対応し続け、社内を鼓舞し続け、生き抜きたいと思います。
黒田久一