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中国出張(7) 天ぷら用サツマイモを求めて

2010.11.04

本日も中国の安徽(あんき)省の省都の合肥から南へ250キロの産地にいます。

大都市の合肥とは違い、かなり田舎です。

山里にある工場周辺は、何もありません。

昨日も言いましたように、この省は、昔から「大学芋」の産地です。

中国でも貧しい省でした。

イメージで言えば、鹿児島や青森から集団就職で、昔、都会(東京や大阪)に働かざるを得ないようなイメージの土地柄かと思います。

上海などに出稼ぎに行く人が、今でも、多いと聞きます。

貧しい地域だから、サツマイモのような単純作物を作って来た歴史があります。

私は、今から9年前に私は、大阪市東部中央卸売市場の某漬物会社の社長に連れられて、大連に行きました。

この方は、既にその頃、キムチを開発輸入されていました。

その社長が、大連に新しく会社を作られると聞き、私は同行させて頂きました。

そこで、日本の中小企業が、いかにして、中国の企業とかかわるのかを、レクチャーを受けました。

その後、私はすぐに、大連から、別の方の情報を頼りに、単独で安徽省に参りました。

気持ちとしては、本当に“乗り込む”ような覚悟でした。

中国語も全く話せず、そして、何の頼りもなく、本当に不安な中で、天ぷら粉を持ち込みました。

そして現地の厨房を借り、自ら天ぷらを揚げて、何とか「天ぷら用のサツマイモ」に合う商品作りに奔走しました。

それが今の開発輸入に繋がりました。

今朝は、加工工場とサツマイモの圃場(ほじょう)へ行き、来期の打ち合わせをしました。

9年前に初めて、この地に来た時は、片道で7~8時間かかっていました。

途中、揚子江をフェリーで、渡らなければ、近くに橋もなかった時代でした。

今は、高速道路が整備され、こちらのドライバーは、時速130キロくらい平気で飛ばすので(笑)、約3時間で行きます。

今日は、往復600キロ近く走ったと思います。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。