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ベトナム(24) ホーチミン最大の青果卸売市場

2008.09.06

今朝、ホーチミン最大の青果卸売市場に行きました。
またまたと言うか、案の定と言うか、俺はそう言う星の元に生まれたと言うか(大袈裟ですが…)(笑)。

今年に入り、先ず香港の青果卸売市場で撮影してたら、仲卸に捕まり、首根っこつかまれた状態で(笑)、警備員に引き渡された“前科”があります。
そして6月には、(社)日本惣菜協会にて、イタリア研修に行った際、最終日にローマの青果卸売市場に有志でチャレンジした時も、要塞のようなゲートを結局は突破できず、あえなく断念し、入口のカフェでモーニングコーヒーを飲んで帰った“苦い経験”をしました。(そのエスプレッソも苦かった!)
今年は、本当についていません(笑)。

日本の卸売市場くらい開かれた市場はないのかも知れません。いや、ほったらかしの市場もないでしょう(笑)。
世界基準は、どこもかしこも「許可証」がいるみたいです。
中々、事前に交渉するのは大変なので、いつもはぶっつけ本番ですが…。

ここホーチミンの青果卸売市場は、滞在中にいろんな方に聞きましたが、中々、場所がわからず、結局判明したのが、今朝になってからでした。
ホテルを出発したのが、9時過ぎを回っていたので、市場に到着したのが10時半くらいでした。約1時間余り、郊外に走った場所にありました。

到着するなりウロウロと歩いて、写真を撮って歩いていたら、案の定、バイクに乗った警備員か、役所の人かは、分かりませんが、大声を上げながらこっちへ向かって来ました(笑)。

眼光鋭い2人は、訳の分からないベトナム語でまくしたて、怒り心頭といった感じです。
私は“前科”があるので(笑)、もうたじろぎません(笑)。

結局、ここも許可証がいるらしく、それがないのに写真を撮るなと叫んでいるようで、カメラをよこせと。
待ってもらっていたタクシードライバーが“援護射撃”してくれましたが、カメラこそ没収とはなりませんでしたが、結局、退散せざるを得なくなりました。

そのタクシードライバーは、昨夜の“雲助けドライバー”とは大違いで、大変親切で事務所まで行ってくれ交渉してくれましたが、ダメでした。

そのドライバーは、私と息子を車に乗せて、スロースピードで場内を回ってくれ、しきりに「写真を撮れ!」とジェスチャーで合図してくれたので、再び、パチパチやってると、警備員のバイクがまたまた大声を叫びながら、タクシーに向かって来ました。
ここで完全終了。
短い時間ではありましたが、施設の規模はかなり大きな物でした。

仲卸店舗の数も相当にありますが、「コマ数」だけたくさんあるだけで、事業規模は小さいところばかりのような感じがしました。

環境は、劣悪そのもので、驚いた事に、ネズミがたくさん走り回っていました。

中国・上海の「安曹市場」を思い出しました。

雰囲気だけでも体感出来た事は、良かったと思います。

家族経営らしい様子で、その場所で寝泊まりするような雰囲気も感じました。
まあ、まさしくあれが「市場の原点」かと思います。
いつの時代にも、そしてどんな国も、市場の基本的スタイルは決まっています。

いつも、「原点」を見ながら感じる事は、その原点を知りつつも、今の青果物流通に何が求められているかを察知し、柔軟に“変化対応”することこそが、我が社の仕事であると思います。

写真は、貴重な一枚です。

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。