
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2010.06.08
城崎温泉に到着しました。
老舗旅館の「ゆとうや」さんに宿泊。
ここの当主(社長)のご講演を頂きました。
城崎温泉は1400年の歴史があります。
「ゆとうや」さんは320年の歴史です。
・豊岡市に市町村合併し、人口は9万人。面積は、東京23区と同じ。
・この街は、ハコモノを作らない
・源泉は、街の財産だと言う考え方で、全ての旅館は、お湯を買っている。(個々に源泉があっても返納する)
・だから全ての旅館が「外湯めぐり」に繋がっている。
・昭和30年代に歓楽街化してしまい、人口4000人中、ヤクザが200人の時代があった。
・昭和40年から10年掛けて、街を上げて、ヤクザを追い出した。
・この温泉街のコンセプトは、
・温泉は皆の財産と言う考え方
・街が一つの“旅館”と言う考え。
・駅が“玄関”
・道路が“廊下”と言う。
・インバウンド(海外旅行客)については、中国人は無視をしたい。
・欧米系でも個人客を大切にしたい。
・レベルの高い海外旅行客に強くなりたい。
先日、家内と一緒に城崎温泉に来て、なぜ、これだけ「外湯めぐり」が盛んなのか、そして街全体のあり方の考え方が、今日のお話を聞き、理解出来ました。
いろいろと努力されていますね。
黒田久一