
黒田 久一
惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。
2011.06.03
本日、日本政策金融公庫(昔の中小企業金融公庫)の友の会の総会がありました。
言わずと知れた政府系金融機関です。
弊社では、もう30年近くお世話になっています。
その総会で講演がありました。
タイトルは、
『国際政治の裏舞台』
~ロンドンからグローバルに見渡して~
と言うもので、僕には、ちょっと難しい内容でした。
その講演で、
ジョセフ・E・スティグリッツと言う経済学者がレジメに載ってました。
ご存知の方もたくさんいらっしゃるのでしょうが、僕は、この経済学者を知りませんでした。
早速、持参していたiPadで調べながら、講演を聞いてました。
こういう時、手軽にインターネットの情報を調べられるのは、本当に便利な時代になりました。
ジョセフ・E・スティグリッツ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BB%E3%83%95%E3%83%BBE%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84
http://critic5.exblog.jp/9101842/
著者に
『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』と言う本を書かれていて、
米国主導の“新自由主義経済”に批判的立場で、格差や貧困の問題に対して、センシティブな立場に立つ経済学者みたいです。
小泉・竹中改革に対しても痛烈な批判をしている…。
今日のレジメには、
・全世界がチュニジアの民主革命を祝している…
・雇用と国民の生活水準向上が不可欠
・高失業率+政権の腐敗=争乱の温床
などなどが書かれていました。
ちょっと難しい内容でした。
言わんとする事は、何となく分かります。
でも難しい…。
弊社のような日本の中小企業経営者の多くは、今、オーバー・カンパニー(法人数過多)、オーバー・ストア(店舗過多)、オーバー・ファクトリー(工場過多)の中、熾烈な競争社会にさらされていてます。
グローバル化の中で、デフレの嵐とも闘っています。
原料高とデフレのsandwich…。
大変厳しい時代ですが、目まぐるしく変化する世界の中で、頑張るしかありません。
総会が終わった頃、僕は、内閣不信任決議が否決された事を知りました。
大山鳴動して鼠一匹…。
日本の政治の迷走ぶりは、どうなるのでしょうか?
黒田久一