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【英国視察を終えて】

2015.03.10

【英国視察を終えて】
今回の視察では、ブログをなかなかアップ出来ませんでした。

毎日の視察先が多かったのと、今、社内向けには、ラインを通じて大量の写真を送りながらリアルタイムで、視察報告していますので、さらに、ブログ更新となると、せわしなくて…(笑)。

LINEは、写真を送るのにかなり有効です。

弊社では、いろんなプロジェクトにLINEを活用し始めました。

横断的なプロジェクトは、特に、気軽に情報交換できますので、大変、便利です。

ただし、私は、基本的には、フェイス・トゥ・フェイスに勝るコミュニケーション手段はないと考えています。

また、視察先も「現場」で「現実」を見る、体感することを特に重要だと考えます。

でも、近々に、ライン(ラインのような気軽なやり方)での、ブログ更新を研究したいと思います。

さて、本日、ロンドン最終日です。

丸1週間滞在しました。

今、ヒースロー空港に向かう地下鉄(ピカデリーライン)の中で、ブログの書き込みをしています。

今回も、またまた、走り回りました(笑)。

たくさん体感しました。
今回は、コンドミニアムに泊まり、実際に食べてみました。

5回も料理しました。
友とも、とことん話し合いました。

街の匂いも感じました。
大変有意義な視察となりました。

また、この体感を必ず経営に活かしたいと思います。

下記、Londonで最大の卸売市場(青果のみ)のニュースピタルフィールド市場の視察報告です。(社内向け)

感じたままです。

卸売市場から出るとき朝日が眩しかったです。

黒田久一

【new spitalfield market】

今朝、ロンドン最大の卸売市場に行って来ました。

ホテルから地下鉄を乗り継いで、さらに、卸売市場の最寄り駅からも、かなり離れていましたので、結局、1時間ほど、かかりました。

この卸売市場を訪れるのは、私は、4回目です。

一番最初に来るきっかけは、10年くらい前に、現在のHMR工場の建設を踏み切るべきかどうか、悩みまくっていた時、大学の先生の意見(世界的なカット野菜のマーケットの行方)を聞こうと、近大生物理工学部のI先生と中央大学のK先生にお訊ねしたことがあります。

I先生は、カット野菜の研究者の第一人者の方で「黒田さん、カット野菜は、まだまだ拡大すると思うよ」とのご意見をもらいました。

そして中央大学のK先生は、食品流通の専門家の方で「黒田さん、イギリスの卸売市場に行けばいい。完璧に卸売市場は疲弊している。当たり前の話で食品スーパーは寡占化してるので、自ら、物流センターを運営し、卸売市場は不要です。だからスーパー相手の仲卸が成り立たない。イギリスの卸売市場の業者(仲卸)の生き残りは、ディストリビューター事業にあります。そのディストリビューター事業を見に行けばいい。」と言われました。

この二人の意見を頭に入れながら、実際に、ロンドンに来たことがあります。

その時は、農水省に頼み込み、農水省から、JETROに出向中の職員の方に、案内してもらいました。

その時、確かに、疲弊したイギリスの卸売市場を目の当たりにして、やはり、カット野菜事業は、仲卸として生き残るには必然だと感じ、新工場建設を決意しました。

あれから10年経ちました。

確かにHMR事業部は、弊社FRUXグループにとりまして、大きな成長をするきっかけになりました。

一皮が剥ける原動力になりました。

ただ、あの頃のデフレ経済下の“ものづくり”とは違い、これからは、川上のインフレ、川下のデフレの時代になり、大変厳しい時代に突入します。

さらに知恵を絞り、事業の在り方を問うべき時期に来ました。

また、この10年間で、弊社グループの青果直営事業部がかなり健闘し、仲卸事業も、グループ内の各事業への供給が拡大し、非常に安定した経営が実現出来るようになりました。

あの時、このままでは、青果仲卸には、もう未来は無いと思いに至るも、弊社グループはいろんな形で、何とかやってこれました。

ただ、これからの10年先を展望したら、まだまだ、変化しているでしょう。

頑張らねばなりません。
この卸売市場には、5年くらい前にも農水省の方に案内してもらいました。

その時、熊本県の大葉の生産者の方とも、現地で知り合いになりました。

また昨年の4月に商人舎の結城先生のツアーでも、早起きし、広島のM社様のバイヤーの方々3人と共に、早朝突撃訪問をしました(笑)。

だから、今回が、私にとりまして4回目の訪問です。

まず、この卸売市場は、ディストリビューター事業を象徴するように、トラックは、バンが中心でした。

一方、入荷は、世界中から来ています。

スペイン、トルコ、フランス、オランダ、ポルトガル、そして、ロシアの大型トレーラーもありました。

フェリーで、ドーバー海峡を渡ってるようです。

その他、アフリカや南米からも来ています。空輸のマークもありますし、シトラスやバナナは、当然、船でしょう。

中華系の業者も数件ありました。
華僑、恐るべしです。
次回、訪英するチャンスがあれば、現地のカット野菜業者(特に業務用のカット野菜業者)を訪問させてもらいます。

それを見たら、また、答えがあるように思います。

1月に、某食品工場のご縁を頂き、その活用につきましては、みんなで、とことん話し合いをしましょう。

ロンドン・ニュースピタルフィールド市場のカフェにて

黒田久一

黒田 久一

黒田 久一

惣菜のわかるオヤジのブログでは、フルックスグループ代表の黒田久一が、日々の出来事を発信いたします。